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石探しとオールディーズと旅の話

バイト

西洋かぶれして成長するにつれ、旅をしたいと思うようになった
旅をしたいと言うより、親離れしたいと思ったのだろう

手始めはアルバイトをすることだった
自分で働いて金を稼ぎたい
様々な仕事をした

力仕事が主だったが、どんな仕事も苦ではなかった
ただ「モダンタイムス」に出て来るような流れ作業だけは好きになれず、自分には向かないと思った

そして旅をするために金を貯めた

旅番組

家にテレビが来てから米国ドラマや音楽で西洋かぶれになった
すると次第に外国に興味が出た
当然外国へ行ってみたくなる
だから旅番組を見るようになった

兼高かおるの「世界の旅」が好きだった
その後も「世界ふしぎ発見!」まで様々な旅番組を見てきた

海外の綺麗な自然や歴史建造物を見れば直接見たくなる
旅に出たい理由は少しの冒険心と音楽だった

ウッド・ストック

子供の頃から西洋かぶれして、何がしたいのか、ぼんやりだったが少しづつ絞れていった
そんな進路を悩んでいた時に観た映画
ウッドストック・フェスティバルのドキュメンタリー映画

海外はいいよなあ 
あんな大勢のミュージシャンが一堂に会してコンサートをやる
夢みたいな話だ

ベトナム戦争の影響で当時は、反戦平和の気運と自由を求めるヒッピーだとかサイケデリックなどという新しい風潮の動きがあった
そこにロックが強烈に混ざっていた
こんなコンサートがあるから、これは本場へ行くしかないと考えるようになっていった

イージー・ライダー

子供の頃から西洋かぶれして、その中でも何がしたいのか、ぼんやりだったが少しづつ絞れていった
そんな時に映画「イージーライダー」を観た

真のアメリカを求めてバイクで旅に出る2人
結果は何も掴めないが、行動することが若さだった
だだっぴろいアメリカ大陸の情景が、西部開拓時代と変わっていない
放浪旅にもバイクにも憧れた

ステッペンウルフの「ワイルドで行こう」も良かった
当時はこの曲に合わせたカニさんのような踊りがあった
今でも車でこの音楽聴くと、アクセルを踏み込んでしまう

スクリーン

西洋かぶれした理由は音楽と女性とどっちが先だったか

外国人に会ったことがなかったけど、外国人に憧れていた
とくに女優さんは言葉では言い表せないほど美しいと感じていた
その美しい女優さんに会うには、洋画雑誌を見るしかなかった

「スクリーン」「ロードショー」という雑誌があった
本は買えないので店で見て目に焼き付けていた

ミュージック・ライフ

西洋かぶれして洋楽が好きになった
しかし当時アーティストに関する情報は少なかった

唯一と言っていい雑誌が「ミュージック・ライフ」だった
毎月買える訳ではなかったけど
それでも好きなアーティストの写真が欲しかった

当時は主に白黒写真だったと思う
それでもアーティストの容姿や服装とともにそこに写る背景から海外を想像していた

初の衛星放送

私はどうして西洋かぶれしていったか考えた
ビートルズは西洋かぶれとは関係ないけど

1967年6月25日 世界初の衛星中継テレビ番組「Our World」
その中でビートルズの「All You Need Is Love」のレコーディング風景が流れた

ビートルズの来日公演は、テレビで放送されたが歓声が大きくて音楽はよく聞こえなかった
しかしこの時の放送は、テレビにテープレコーダーを押し付けて録音した

その楽曲は、例えようのない不思議な雰囲気を持っていた
もう嬉しくてうれしくて、そのテープレコーダーを持って、中学校横の線路の高架橋に上がりそこで曲を流した
何でそんなことをしたのか分からないが、たぶんみんなに聞かせて、喜びを分かち合いたかったのだと思う

後で知ったが、そのレコーディング現場にミック・ジャガーらもいたらしい
今なら録画もできたのに