2006年 NHKプレミアムカフェで放送された番組の再放送があった
明日に架ける橋 ~賛美歌になった愛の歌~
サイモンとガーファンクルの曲で ベトナム戦争の反戦運動の中で歌われた メロディーが美しい名曲です
そうしたアメリカで20年前の2001年の今日 同時多発テロが発生した
この事件発生後この曲は放送を自粛する曲リストに入れられた
3番の歌詞が事件に関連した不安を連想させるという理由だったようだ
それでもポール・サイモンは歌い続けた
アレサ・フランクリンはこの曲をゴスペル調にアレンジして歌った
これは知らなかったが全く違った雰囲気になっていている
そうした当時 南アフリカでは人種隔離政策アパルトヘイトの下で 人々は歌も自由に歌えなかった
人々は家の中で小声で歌うか教会で賛美歌を歌うしかなかった
その賛美歌の中にアレサ・フランクリンが歌った「明日に架ける橋」が加わり希望の歌になった
ポール・サイモンもアフリカへ行き アパルトヘイト反対を訴えるコンサートを行ったりした
そうしたことがあり この曲が南アフリカに定着して 今だに親しまれていること を解説した番組だった
9.11をきっかけに米国国民の心は結束した
あの自由な国が音楽を放送自粛させたことでも分かる
音楽はそれ程人々に影響を与えるものなのだ
そしてアパルトヘイトで苦しむ人達には希望を与えた
音楽は人々の士気を高めたり 心を癒やしたり 愛を感じさせたり 希望の光を与えたりする力があることを改めて感じる
この曲はただのいい曲ではなく歴史に残る凄い曲だったのだ
ただ9.11 アパルトヘイトなどと結びついて記憶をしたくない