「危険は求めていないが魅力の一つ」
ピオレドール賞を受賞した山野井泰史さんの言葉
山野井さんは「危険な登山を極めようとしているのではないか」という質問に答えたもの
この言葉を聞いた時に少し分かる気がした
山野井さんの登山とは比べものにならないが
今回の2回のダウンを喰らったことは危なかったかも知れない
ダウンした夜ぐっすり眠って目が覚めた時何となく手足を伸ばした
その時「ああ伸びる 生きている」と感じた
オーバーだけどそう思った
今まであの海岸で何人も亡くなっている
決して安全ではないのだ
そう思いながらもヒスイを求めて探しに行く
そこに生きている充実感のようなものを感じるのだ