7月3日 10時からの鑑定を受け終わった後で ぽつぽつ雨が降り始めた
糸魚川へ来る前は天気予報が気になる
今回 事前予報では雨の心配はなかった
しかし山の天気のように変わりやすい地域だ
それでも降ったとしてもパラパラ程度だと思っていた
事前予報どおり3回目の朝まで雨はなかった
だから糸魚川に来てから予報を見ていなかった
結果から言えば この日の夕方から警報級の雷雨の予報が出ていた
まったく知らなかった
夕方から雨が強くなってきたので
タープテントの下に本テントを動かした
テントの屋根に水が溜まるようになった
時々下から持ち上げて溜まった水を落とした
雷も鳴りだした
海岸だから光も音もよく響く
それでも何も心配しないで寝た
私はすぐ眠ってしまったようだ
すると夢の中で妻の異常を知らせる声で目を開けた
寝ぼけているので何て言ったかは覚えていない
要するに妻の寝床の上に何かが倒れてきたらしい
テントがしなっている
動いていないので熊ではなさそうだ
「何だろう」
内側から触ってみた
パイプのようだ
タープテントが倒れたんだ
仕方ない
外へ出て起こすしかない
外は暗くて雷雨だ
暗いがやはりタープテントが本テントの上に倒れていた
ところがただ倒れただけではなく横の骨組みが折れていたのだ
屋根の水の重さに耐えきれなくなったようだ
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