北海道の援農アルバイト
とにかく北海道は何でもスケールが大きい
牧草地もどこまであるのか分からないくらい広い
ナンバー・プレートの付いていない車があった
だから、ここのカウボーイは馬に乗らない
ある日、隣に貸していた馬を引き取りに行った
車で行って、帰りは私に「馬に乗って帰って来い」と言う
エッ 馬に乗ったことないし、道も分からない
すると「馬が知っているから大丈夫」と言う
裸馬だ
カウボーイは鞍を付けて乗るものと思っていた
鞍がないとインディアンになっちゃう
そんな心配をよそに、馬はちゃんと私を送ってくれた